シアター風姿花伝が、劇場側から企画・発信していく風姿花伝プロジェクトも今年の4月で4年目となります。
2016年度は、千葉哲也さんを演出にお迎えし、翻訳を小川絵梨子さんにお願いしたプロデュース公演vol.3『いま、ここにある武器』(原題:Landscape with Weapon)を上演いたします。
また、劇場とクリエイティブな協力関係を保つレジデント・アーティストに、あらたに俳優の中嶋しゅうさんが参加してくださることになりました。
そして、これからの演劇界に新風を吹き込んでくれるプロミシング・カンパニーとして選出したのは、シェイクスピア作品を大胆に鮮やかに現代感覚で構築する「カクシンハン」です。
初秋には、すっかりお馴染みになった『黄金のコメディフェスティバル2016』も開催されます。さらに、今年からのあらたな試みとして、劇場からメールマガジンを発信していく予定です。
これからも演劇が皆様の身近な楽しみのひとつになることを願って活動してまいります。
どうぞご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
シアター風姿花伝 支配人 那須佐代子
上質な芝居を創ることを第一義とし、成熟したストレートプレイをプロデュースする劇場主催公演。
風姿花伝プロデュースvol.3
『いま、ここにある武器』
原作:ジョー・ペンホール(原題:Landscape with Weapon)
演出:千葉哲也
翻訳:小川絵梨子
出演:千葉哲也 那須佐代子 斉藤直樹 中嶋しゅう
日程:2016年8月15日(月)~28(日) ※13(土)14(日)にプレビューあり
会場:シアター風姿花伝
詳細はこちら
劇場とアーティストが一過性の関係ではなく、相互の信頼を基盤として、継続的に演劇の可能性を探っていこうというレジデント・アーティストに、演出家の小川絵梨子さん、上村聡史さん
そしてあらたに、俳優の中嶋しゅうさんが名前を連ねてくださいました。
レジデント・アーティストには、演劇作品の創作のみならず、ワークショップ、トークイベントなどを通して、作り手と観客の双方に働きかけていく機会も設けていただきます。
中嶋しゅうさんからのコメント
「大好きな仲間達といい時間を過ごしたい、その中心にシアター風姿花伝がある、ということです。」
上村聡史 氏 プロフィール[文学座 WEB]
小川絵梨子 氏 プロフィール[COMETRUE WEB]
将来有望かつ良質な舞台を提供している若手カンパニーを劇場が選出し、一年間「プロミシングカンパニー」として、さまざまなサポートをします。
1カ月間に及ぶロングラン公演を軸として、年度内はそのカンパニーを劇場側が可能な限りバックアップする体制をとります。
2016年度プロミシングカンパニーには『Theater company カクシンハン』が選出されました。
約1カ月間のロングラン公演は2016年5月上演。
観劇人口の増加に貢献すると思われるフェスティバルの開催を積極的にサポートいたします。
黄金のコメディフェスティバル2016
コメディの魅力をもっと多くのお客様へ―。
コメディの復権を目指し開催されるビッグイベント「黄金のコメディフェスティバル」。
2015年度も大変な盛り上がりを見せ、最優秀団体の作品はBS日テレで放映されました。
開催期間は9月15日~25日
ロングラン公演は、カンパニーにとっては動員数の増加・作品の質的向上につながり、広く演劇界にとっては観劇人口を増やすベースになるものと考えます。そこで、7日間~14日間程度の本番期間を予定している実力のある団体の公演を優遇いたします。ロングランサポートは、随時募集しております。
日常に一番近い劇場へ。
シアター風姿花伝が皆さまに取って身近な存在となれるよう、公演情報や、主催事情のご案内などをメールマガジン(不定期)にしてお届けいたします。
私たちが日頃行っている活動を皆さまに知っていただくことで、演劇という文化や劇場という存在により親しみを感じていただければと願っております。
くわしくは コチラ
新人劇作家の発掘・育成を目指した支援を行います。
書き下ろし新作戯曲を募集し、優秀戯曲は上演に至るまでのプロモート(出演者募集から興行まで)をシアター風姿花伝が支援します。
2015年度は2件の応募がございました。
地方在住のカンパニーの、シアター風姿花伝での公演をサポートいたします。
宿泊先を含めた制作支援を行います。
過去実施公演:
オイスターズ「その味」(2015.12)
2016年度は、現在関西での活動団体様より2公演交渉中。