シアター風姿花伝は2015年度も引き続き、 劇場側から積極的に様々な支援や企画を発信する「風姿花伝プロジェクト」を 推し進めてまいります。 このプロジェクトは、関係諸氏のさらなるステップアップをはかり、 演劇が、より面白くなること、より多くの人に楽しんでもらえるようになること、 を目指しています。
上質な芝居を創ることを第一義とし、成熟したストレートプレイをプロデュースする劇場主催公演。
2014年度の作品は、演劇誌各誌や多方面から高い評価を受けました。そして、ご観劇くださった方々のご要望の声にお応えし、今後はこの主催公演を定期的に上演していくことにいたしました。
『悲しみを聴く石』
原作:アティク・ラヒミ
演出:上村聡史
翻訳:岩切正一郎
出演:那須佐代子 清水優 中田顕史郎
2015年12月11日~21日
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2014年度毎日芸術賞千田是也賞などの演劇賞を受賞した注目の若手演出家・上村聡史さんをシアター風姿花伝のレジデント・アーティストとしてお迎えし、一つの作品の立ち上げから上演にいたるまでのプランをじっくりとコミュニケーションをとりつつ進めていきます。
その過程の中で、ワーク・ショップ、ワーク・イン・プログレス、アフター・トークなどを実施し、作り手・観客の双方に、また若き演劇人達に、多角的な刺激が与えられる可能性を探ります。
レジデントアーティストには気鋭の女性演出家・小川絵梨子さんにも名を連ねていただいております。
上村聡史 氏 プロフィール[文学座 WEB]
小川絵梨子 氏 プロフィール[COMETRUE WEB]
将来有望かつ良質な舞台を提供している若手カンパニーを劇場が選出し、一年間「プロミシングカンパニー」として、さまざまなサポートをします。1カ月間に及ぶロングラン公演を軸として、年度内はそのカンパニーを劇場側が可能な限りバックアップする体制をとります。
2015年度プロミシングカンパニーには『てがみ座』が選出されました。
約1カ月間のロングラン公演は2016年3月上演。
観劇人口の増加に貢献すると思われるフェスティバルの開催を積極的にサポートいたします。
黄金のコメディフェスティバル2015
コメディの魅力をもっと多くのお客様へ―。コメディの復権を目指し開催されるビッグイベント「黄金のコメディフェスティバル」。2014年度も大変な盛り上がりを見せ、最優秀団体の作品はBS日テレで放映されました。
後援BS日テレ。開催は8月下旬。
黄金のコメディフェスティバル2015 WEB
鬼(ハイパー)FES.2015
□字ックが主催企画を手がける小劇場劇団発信としては異例の夏フェスイベント企画。 各団体30分の芝居を昼から晩までスペースごとに上演し、お客様自身がお酒を飲みながらタイムテーブルを組んで自分だけの楽しみ方ができる、そんな音楽フェスさながらの演劇イベント。開催は7月
□字ック WEB
ロングラン公演は、カンパニーにとっては動員数の増加・作品の質的向上につながり、広く演劇界にとっては観劇人口を増やすベースになるものと考えます。そこで、10日間以上の本番期間を予定している実力のある団体の公演を優遇いたします。ロングランサポートは、随時募集しております。
新人劇作家の発掘・育成を目指した支援を行います。
書き下ろし新作戯曲を募集し、優秀戯曲は上演に至るまでのプロモート(出演者募集から興行まで)をシアター風姿花伝が支援します。
地方在住のカンパニーの、シアター風姿花伝での公演をサポートいたします。
宿泊先を含めた制作支援を行います。