音の初歩から舞台(主に演劇)の音響を自分一人で出来るようになるまでの過程を解説、講義、実習します。
今回の音響ワークショップは内容を、音響基礎/音響(PA)機材/DAW等デジタル機材/デザイン(空間音響)/プラン/オペレート、と分野を分割して解説していきます。
ワークショップ一回4時間(¥1,000-)、全12回(内容重複有)となります。
日程 | 2015年10月1日(木)~10月31日(土) 10/1(木) 13:00~17:00 PA機材① 17:30~21:30 音響基礎① 10/7(水) 13:00~17:00 PA機材② 17:30~21:30 デザイン 10/11(日) 13:00~17:00 プラン① 17:30~21:30 DAW等① 10/13(火) 13:00~17:00 DAW等② 17:30~21:30 音響基礎② 10/28(水) 13:00~17:00 プラン② 17:30~21:30 オペレート① 10/31(土) 13:00~17:00 オペレート② 17:30~21:30 DAW等③ |
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参加費 | 1,000円(1回4時間) |
定員 | 各回 6名程 |
会場 | シアター風姿花伝 稽古場 |
お申込み | 応募多数の為、全日程締め切らせて頂きます。ありがとうございました。 |
ワークショップ内容詳細 | |
音響基礎 | 音響を学問的な目線からとらえて、『音ってなあに?』という疑問に対して解説していきます。音の大きさや、単位(㏈等)、インピーダンス等必須知識を説明します。(全2回) |
音響(PA)機材 | 演劇で音響を必要とする場合、音響機材を触る必要があります。あのいかにも【機械!】という形をしたあれです。その機械を一つ一つ何のための何をする機材なのかをわかりやすく解説していきます。(全2回) |
DAW等デジタル機材 | 昨今の音響再生機材の進化は素晴らしく、ほんの20年前まではオープンリールや、カセットテープが主流でした。それが今はほぼ主流はパソコンになっています。パソコンによる編集も今では盛んで、映像分野さえも今では簡単に編集できる時代となりました。そこで、編集はDAWソフトSteinberg社CUBASEを使用し、本番再生はAbleton社Liveを使用し、使い方、方法を解説していきます。また、デジタルミキサーを代表とするデジタル音響機材にも時間があればご紹介します。(全3回) |
デザイン(空間音響) | 舞台芸術というものはその多くが、映画館やテレビなどの映像芸術とは違い、仮設を求められるものとなります。もちろん舞台音響も類に違わず、毎週といっていいほど各劇場で仕込み、設営をしています。では、それは何を基準に、仕込んでいくのか、音場を作るとはどういうことなのか、を解説していきます。(全1回) |
プラン | 舞台音響で醍醐味といえばここになるでしょうか。実際に作品に対して音をどうつけていくかという作業に当たるパートです。ここでは、効果音などの作り方、作品への音のあてはめ方、演出家などとの打ち合わせ実例、作品に合わせた音質、選曲を含めた音楽など、考え方から実技まで幅広く解説します。(全2回) |
オペレート | プランと対をなす重要な作業です。隠れた役者です。ここでは、その隠れた役者になるために必要な音を操る方法を説明解説していきます。作品の何に、何を、どのように、どうして合わせるかを実際の現場例を交えながら解説していきます。(全2回) |
担当 | 田中亮大 |
担当者略歴 | 1985 年7 月1 日生まれ。小学6年生のときに演劇に触れて以降演劇に携わる。2004 年早稲田大学在学中に舞台美術研究会に所属。一年間何となく大道具や照明を経験、サークルに従事する。翌年より音響志望で入ったサークルに音響部がなかった事から、サークルに席は置きながら独学で音響を学ぶ。2011 年より舞台音響チームPaddy Field を結成。代表を務める。参加作品団体:アマヤドリ、あやめ十八番、オーストラマコンドー、気晴らしBOYZ、ろりえ、舞台版ギャグマンガ日和、他多数 |
お問い合わせ | tanaka@fuusikaden.com |