シアター風姿花伝 演劇に、はぐくむ場を。シアター風姿花伝 演劇に、はぐくむ場を。

シアター風姿花伝アクティングワークショップ

シアター風姿花伝では、7月と8月の2回にわたり、支配人、レジデントアーティストによるアクティングワークショップを開催いたします。

今回7月のワークショップは、俳優(那須佐代子)、演出者(上村聡史)がワークショップリーダーになって、「生の人間同士の集い、演技の再考」を目的に、劇場を使用した従来の集合型ワークショップとなります。
新型コロナウィルスの影響により、活躍の場を失った多くの俳優に、今後の活動に向けたスキルの向上とブラッシュアップの機会を提案いたします。 また、これからの演劇の未来を担う若手俳優のみなさんをサポートしたいという想いから、参加費無料のワークショップも開催いたします。
※感染予防対策といたしまして、少人数短時間のクラス設定と、場内換気を徹底、その他、内容に応じて必要とおもわれる対策を行います。ご理解のほどよろしくお願いします。
※感染症の状況により、開催を中止する場合がございます。ご了承ください。


ワークショップリーダーより


感染症の脅威から私たち表現者はさまざまな可能性を考えることになりました。その一方で、演劇における“生の人間”の在り様を見直すことにもなりました。
その日その時の声、表情、熱量という「瞬間と体験」を今一度再考すると同時に、役との距離、心理との距離、世界観との距離、相手との距離といった「距離」の可能性を見出すことで、今一度表現において有効な手段を提案したいと思います。テキストを使いながら、普段私が応用している台本の読み方をもとに、その読解を演技へと反映させていくプロセスのなかで、意識的に“距離”を考えます。 細心の注意をはらいながら少数短時間で行うため、自宅でできる課題なども提案しながら進めていきますので、より演技のスキルアップを実感できる時間にしたいと思います。

上村聡史



人と人が引き離されたこの数十日間。「演劇」も、その存在意義やこれからの在り方を考えさせられました。
私達俳優も、手足をもがれたような日々の中で否が応でも原点回帰したのではないかと思います。
演劇に様々なジャンルが存在する中、風姿花伝プロデュースでは継続してストレートプレイを創作してきており、今回のワークショップでも、そうしたスタンダードな「演技」の原点を扱っていきたいと考えています。
ごく少人数でのワークですので、参加者の個別の問題意識に沿って、ディスカッションしながらテキストを使用して進めていく予定です。
集える喜びを感じながらも、衛生管理は適切に行います。
ご参加お待ちしております。

那須佐代子


一般コース

内容 テキストを使い、台本の読み方や、その読解を演技へと反映させていくプロセスを共有する
日程 202071日()〜5日() 
クラス Aクラス 11:20~12:40(上村)
Bクラス 13:00~14:20(上村)
Cクラス 16:20~17:40(那須)
Dクラス 18:00~19:20(那須)
※各クラス 80分×5日間 
会場 シアター風姿花伝
参加費 10,000円
応募資格 ・全日程参加が可能な方
・25歳〜50歳で、俳優活動が5年以上の方
定員 各クラス4名 ※応募者多数の場合は書類選考となります
応募締切 621日(日)23:59
応募方法 下記ご応募フォームよりご応募ください。
https://ws.formzu.net/fgen/S14124554/
お問い合わせ先 シアター風姿花伝
担当:中山
TEL 03-3954-3355
MAIL mail@fuusikaden.com

サポートワークショップ

内容 テキストを使い、台本の読み方や、その読解を演技へと反映させていくプロセスを共有する
日程 202071日()〜5日()
時間 サポートクラス 14:40~16:00(上村)
 ※80分×5日間
会場 シアター風姿花伝
参加費 無料
応募資格 全日程参加が可能な方
16歳〜24歳までの方 
定員 4名 ※応募者多数の場合は書類選考となります。
応募締切 621日()23:59
応募方法 下記ご応募フォームよりご応募ください。
https://ws.formzu.net/fgen/S58505724/
お問い合わせ先

シアター風姿花伝
担当:中山
TEL 03-3954-3355
MAIL mail@fuusikaden.com

講師紹介

講師 上村聡史(かみむら・さとし) 演出家
プロフィール

1979年、東京都生まれ。
2001 年に文学座附属演劇研究所に入所、18 年 3 月に同劇団を退座。現在はフリーで活動。 09 年から 1 年間文化庁新進芸術家海外留学制度でイギリス・ドイツに留学。 風姿花伝プロデュース『ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる』などの演出で第 22 回読売演劇大賞最優秀演出家賞、『アルトナの幽閉者』『信じる機械』 などの演出で第 17 回千田是也賞を受賞。また、演出を手掛けた『炎 アンサンディ』が第 69 回文化庁芸術祭大賞を、『岸 リトラ ル』が第26回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。風姿花伝プロデュースでは『終夜』『悲しみを聴く石』を演出。近年の演出は『正しいオトナたち』『ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~』『オレステイア』『大人のけんかが終わるまで』『冒した者』『城塞』『対岸の永遠』『弁明』など。

 

講師紹介

講師 那須佐代子(なすさよこ) 俳優
プロフィール

1965年、東京都生まれ。
1989 年劇団青年座に入団、2013 年退団。『THAT FACE』『リチャード三世』で第 47 回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。シアター風姿花伝の支配人・風姿花伝プロデュースの代表も務 める。主な舞台に『終夜』『アルトゥロ・ウイの興隆』『THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE』『炎 アンサンディ』『ヘンリー五世』『いま、ここにある武器』『ボビー・ フィッシャーはパサデナに住んでいる』など。

 


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